年中無休の工場で働くなら一日の労働時間と休日の日数をチェック
年中無休の工場で長期間働きたい場合には、求人票に目を通して夜勤や早番、遅番といった変則勤務に耐えられるかどうか判断をする必要があります。特に、自動車の組み立てや塗装などの重労働を担当する現場は、疲労が溜まったり体の痛みを感じたりしやすいため、慎重に職場選びをすることが大切です。
正社員や期間工の離職率が低い工場では、一日の労働時間を短くしたり、仕事の合間の休憩時間を長く設定したりと環境の改善が行われています。また、人員に余裕がある工場をはじめ、完全週休二日制を採用しているところもあり、変則的な勤務が多い現場に配属されても無理なく勤務を続けやすくなっています。なお、身近に長期にわたり工場で働いている人がいれば、求人に応募をする前に仕事を続ける上でのアドバイスをもらうのも良いでしょう。
仕事のモチベーションを維持するなら定期昇給や昇格も重要
工場の定期昇給や昇格の有無については、仕事のモチベーションを長く保つために重要なポイントとなります。業績が伸びている工場においては、長期にわたり生き生きと働けるよう、ベテランだけでなく新人や若手の定期昇給の金額を大幅にアップしたり、年齢によらず成果に応じて昇格を決めたりしているところもあります。最近では、求職者に向けて定期昇給の可能性や具体的な金額について詳しく説明をする工場も増えているため、待遇にこだわって職場探しをしたい人は、採用選考を受ける前に気になる工場について情報収集をしましょう。その他、事業規模の小さい町工場などでは、経営状態によって定期昇給がなくなったり、役職に就いても手当が付かなかったりすることもあるため気を付けましょう。